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Amakuchiが好きなことを書いてるブログ

心が折れそうになったときにしてはいけない10のこと

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こんにちは、たまに心が叫びたがるAmakuchiです。

もうすっかり涼しくなって、夏というより秋になりつつありますね。
秋って、センチメンタルですよね…。

そんなセンチメンタルな季節だからこそ、何気ないことで心が折れそうになることもあるかと思います。
人間は意外と頑丈なので、心が折れそうになっても回復します。
ただ、心が折れそうなときに下手なことをしてしまうと、ぽっきり折れてしまうこともあるかもしれません。

そんなことにならないよう、今回は心が折れそうになったときにしてはいけない10のことをお教えします。
心理学のエビデンスがあったりなかったりしますが、とりあえずここに書いてあることはしないようにしましょう!

なんでかって??  明日を強く生きるためだよ!!



1:ひたすら寝る

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心が折れそうなときって、誰にも会いたくないし、何もしたくないですよね。
そういう時、ひたすら寝てしまうという行動に出てしまう人も多いと思います。

でも、これは絶対ダメです。
理由はいくつかありますが、まとめると(a)体内リズムが崩れる(b)疲労が蓄積する(c)連絡がとれないという問題が出てくるからです。
まず、昼夜問わず寝ていると体のリズム(サーカディアンリズムと言います)が崩れて、いわゆるホルモンのバランスが乱れます。そうなると、楽しい事を考えられなくなったり、体がだるくなったりするわけです。良いことはありません。

そして、過剰な睡眠は逆に体力を奪います。めっちゃ寝た日って気持ち悪くなったりすることありませんか? 寝すぎて体力が減り、また寝るという最悪のスパイラルに陥るわけです。

そして他の人が連絡をとれない。見落としがちですが,これも重要です。基本的にずーっと寝ていると、もちろん携帯やPCなんかも触らないわけですから、他の人が連絡をとれないわけです。その状況がずっと続くと、心配する人も出てきます。

そして、メンタルのコンディションが悪いと、心配させてしまったことについて罪悪感が生まれて、また閉じこもりたくなってしまうこともあります。
そうなると、より一層人に会う気がなくなってしまうという、これまた悪循環です。

適度な睡眠は大事ですが、寝すぎには気をつけなくてはいけません。

危険度:★★★★☆(何事もやりすぎはNO)

2:大量に酒を飲む

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心が折れているときは、何もかもを忘れたくてお酒を飲みまくってしまうことがあるかと思います。
もちろん適度な飲酒はちょっとした気晴らしになるでしょう。
ですが、大量に飲んでしまえば、頭は痛くなるわ、気持ち悪くなるわ、肝臓には悪いわの三重苦です。

そして二日酔いでとても起き上がれない自分の姿を見て、「なんてダメな大人だ…」と思うでしょう。
ドイツに「酔って狂乱、冷めて後悔」ということわざがあるらしいですが、二日酔いのときに感じる自分の情けなさほどつらいものはないです。
大人ってばかや。

危険度:★★★☆☆(酒は飲んでも呑まれるな)


3:物にあたる

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物にあたるんじゃないよ!!
物にあたる人というのは、自分の怒りや悲しみを制御することができていない人です。
衝動がこみ上げてきた時には、いったん冷静になって落ち着くことをおすすめします。
頭を冷やしましょう。客観的に考え、俯瞰的に自分を見つめるのです。

今投げつけようとしている物、壊そうとしている物は、あなたにとって大事なものではないだろうか。
そして仮にそうでなかったとして、それを作った人、それを運んだ人、それを作った人,それがあなたの手元にくるまでには多くの人たちが関わっているのです。

そういう物を、一時の感情で傷つけ、壊してもいいのでしょうか。そんなことはなかろう。

物には魂が宿り、そして神様になります。付喪神です。
あなたが物を大事にすれば、いつかきっとあなたに良い形で返ってくるでしょう。

危険度:★★★☆☆(人に当たる場合もあるし)


4:SNSにネガティブなことを書く

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心が折れている時などは、「はぁ…。つら」などとつぶやいたり、あからさまに落ち込んでいる感じをSNS上で出したりしてしまうこともあるでしょう。
あるいはやけくそになって、他の人に対してひどく攻撃的な態度を取ったりするかもしれません。

結論から言うと,そういうのはよくないです。

攻撃的な態度は、言わずもがなですね。
敵意的な言動は、当たり前ですが自分に返ってきます。そういう覚悟がないといけません。撃っていいのは撃たれる覚悟があるやつだけなのです。
基本的に心が折れている時には向こう見ずだし、防御力がめちゃくちゃ下がっているので、他の人からの攻撃がすごい効きます。

ストレスを発散する以上に、自分が傷つくことになるでしょう。
そして心根が優しいひとであれば、そうした自分を嫌悪してしまうかもしれません。

つらい、落ち込んでいることをアピールするのは、良い面もあります。
しかし、基本的に他の人はあなたのことを何から何まで知っているわけではないので、なぜ心が折れているのか、どうしてつらいかなど、きちんと分かるわけではありません。

それゆえ、表面的な慰めしかできない可能性があり、そうした状態が続くと、他の人もどうしていいのかわからずストレスを溜めさせてしまうことにもなるでしょう。
そしてそれが、巡り巡ってあなたのストレスにもつながってくるのです。

誰かに助けを求めるのは難しいことですが、すごく効果があることです。
専門用語としては援助要請と呼び、その重要性は認められています。

つらいときはつらいと言いましょう。泣きたいときは泣きたいといいましょう。
そしてなぜつらいのか、なぜ苦しいのかをきちんと話しましょう。

あなたの友達や家族は、そういうときに必ず力になってくれるはずです。
そういうときには,肌のぬくもりやあたたかな表情もあなたの支えになります。

可能であれば、電話やSNS上でだけでなく、直接相談したり、話をしたりするのがよいでしょう。

危険度:★★☆☆☆(匿名掲示板は特にだめ)


5:自分を傷つける

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心が折れた原因が自分にあれば、自分のことがほとほと嫌になって、消えてしまいたい、いなくなればいい、などと思ってしまうこともあるでしょう。
そしてそういう時は、物理的、あるいは心理的に自分を傷つけるような行為を取ってしまいたくなることもあるでしょう。

しかし、それはいけません。
どんな理由があっても、人が人を傷つけていいわけがないのです。
それは、自分自身に対してもです。

あなたがあなたを大事にしていなくても、あなたの大事なひとがあなたを大事にしてくれていることがあります。

あなたが自分を傷つけることで、自分が傷つけられたように感じる人がいるはずです。
あなたが本当の本当に孤独で一人で生まれ一人で生き、一人で過ごしている人であれば違うでしょうが、そんな人はほぼ現実に存在しないでしょう。

人間は社会的動物です。基本的に、人間は一人で生きていけません。
生きることは戦うことなのです。一人で戦っていくには、人生は過酷すぎます。

セルフ・コンパッションという概念があります。自分自身に対する慈悲、思いやりのことです。

多くの人は、自分のことをあまり優先しません。家族、恋人、友人、仕事、信念,宗教。いろんなものために自分を犠牲にします。
しかし、人は余裕がある時でないと、自分以外の人に手を差し伸べることができません。
あなたが困っている時、助けを必要としている時に、ちょうどよく誰かが助けてくれるとは限らないのです。

だからこそ、あなたはあなた自身を大切にする必要があります。
セルフ・コンパッションは、様々な困難を乗り越える力があることが実証的に証明されています。

心が折れている時こそ、自分を大切にしましょう。

危険度:★★★★☆(自分を大事にしてあげて)


6:あてのない旅に出る

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心が折れたときは、このままどこかに行ってしまいたいと思い、ふらふらとどこかに旅立ってしまうかもしれません。

しかし、今のご時世、怪しい身なりの人がいたら警察に職務質問を受けてしまうわけです。
心が折れているあなたは、うつろな目をして、どこか退廃的な面持ちで街をうろついているでしょう。

そんな人が、怪しくないわけじゃないじゃないですか。
すぐ捕まりますよ!

それに、基本的に旅というものはめちゃくちゃ体力がいります。
さらに、遠くへ行こうものならお金もかかります。
心が折れている状態で、そのあたりをきちんと考えることができるだろうか。いや、できない。
疲れ果て、お金もなくなり、ついには行き倒れてしまうかもしれません。

そんなものは、旅といえるでしょうか。
旅というのは、ロマンの塊です。空虚な気持ちで旅に出ても、何も得られるものはないのです。

生粋の旅人である某キャラも、旅に必要なのは口ずさめる一つの歌だと言っています。
大事なのは、イマジネーション、そして旅それ自体を楽しむ心です。

生半可な気持ちじゃあ、旅人にはなれません。
それ相応の覚悟を持つ必要があるでしょう。

危険度:★★☆☆☆(ムーミン谷は遠い)


7:衝動買いをする

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心が折れている時は、思考がなかなかに鈍くなっています。
そのため、衝動的にあれこれ買ってしまうこともあるでしょう。

ですが、そんなことはもちろんおすすめしません。
衝動買いは、一時的な満足を高める一方で、後悔や自責などが生じやすく、長期的に見るとむしろネガティブな働きをすることが研究で実証されています。
衝動買い自体は、単なる発散です。本当に価値のあるものであれば、それ以前に買っているでしょうし、判断力が鈍っているときに買おうとも思わないでしょう。
それに、お金も減るし。

唯一衝動買いしてもいいと言えるのは、非常食と水でしょう。
今年の様々な自然災害から学べるように、人はいつ何時災害に巻き込まれるかわかりません。

そして非常食と水は、人間が生きていくために必要である最低限のものです。
食べ物と水があれば、人はどんな環境でも生きていけます。むしろ、水分と栄養がなければ人は動くことすらできません。

非常食や水であれば、不必要になることはありませんし、いざという時にあなたの助けになります。
衝動買いをするなら、水と非常食にしましょう。

危険度:★☆☆☆☆(買う物選べば大丈夫)


8:成功している人と自分を比べる

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厳密には、比べること自体は悪くありません。
比べた結果、「よし自分もあんな風になれるようにがんばろう」と思えるのであれば、それはモチベーションにつながりますし、心が折れている状況の打破にもつながります。

ですが一般的に、心が弱っているときというのは、自分よりも優れた人と自分を比べ、「自分は大したことがない」、「自分はあの人と違ってダメな人間だ」と卑下するような態度を取りやすくなってしまうのです。

自分を他者と比べることは「社会的比較」と言いますが、その際に前者のように「相手と自分が同じカテゴリーに属すると思う」ことを「同化」、「相手と自分が違うカテゴリーに属すると思う」ことを「対比」と言います。

基本的に、自分より優れた人と比べる(これを上方比較と言います)際の対比は、ネガティブな効果が強いと言われています。
自分が相手より劣っている部分に目がいきやすくなり、結果としてより一層の落ち込みを招いてしまうのです。

ですので、心が折れている時に優れた人と比べてしまうのであれば、自分を奮い立たせて「がんばれば自分もあんな風になれる」と思うようにしましょう。
実際どうあるかは関係ないのです。プラセボの効果からもわかるように、人間の思い込みの力は凄まじいです。

一方で、そういう時には「自分よりももっと下がいると思うのがいい」という意見もあります。
このように、自分より劣った者と比べることは「下方比較」と言いますが、そのうえで自分は相手よりまだマシ(対比)と思うことは、実際に重病の患者においてもポジティブな気分をもたらすことが分かっています。

ですが、下方比較は何かに取り組む、目標を立てるといった動機づけにはつながりにくく、長期的に見ると効果があまり強くないことも分かっています。

心が折れている時には、「自分より下の人」と比べるのはなるべく避け、「自分より上の人」を見たうえで「自分もああいう風になれる」と思いこむようにするのがいいでしょう。

思い込みの力は凄まじいのです!(大事なことなので2回言いました)

危険度:★★☆☆☆(憧れの人の力は大きい)


9:夜更かし

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寝すぎはダメと言いましたが、夜更かしももちろんダメです。

基本的に人が健康で生きていくためには、日光を浴びることが重要です。
もちろん浴び過ぎは肌や目にとって良くないのですが、基本的には適度に日光を浴びることによる良い効果が指摘されています。

例えば、日光を浴びることはビタミンDの生成を促進することが指摘されています。
ビタミンDはカルシウムやリンといった物質の吸収を助けるので、丈夫な骨を作るためには欠かせません。
骨は体の核ですからね。健全な肉体を作るためには健全な骨をつくる必要があるのです。

また、適度な日光浴はセロトニンの分泌を促進するとも言われています。
セロトニンは、いわゆる「幸せホルモン」と呼ばれているもので、セロトニンが分泌されると幸福感が高まり、うつの症状も抑えられることが分かっています。
(実際に、抗うつ剤の中にはセロトニンに関わるものが多数あります)

夜更かしをすると、次の日起きる時間も遅くなりますよね。
そうなると、結果的に日光を浴びる時間は少なくなるわけです。特に日照時間の短い冬では、深刻な問題です。

ですので、夜更かしはやめましょう。人間は基本的に夜に生きられるようにできていません。
夜行性じゃないのです。

僕は人に自己紹介するとき夜行性と言っていますが、あれは嘘です。ただ朝が弱いだけ。

危険度:★★★☆☆(お肌にも悪い)


10:人生に絶望すること

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絶望は、死に至る病です。
心が折れていると「人生に意味なんかない」とか「人生やめたい」とか思ってしまうかもしれません。

しかし、人生の意味は自分で作り出すものなのです。
人生に普遍的な意味なんてありません。

とりあえずは一生懸命生きるのです。
そうしてふと後ろを振り返ったときに、実感として分かるもの。それが人生の意味なのではないかと私は思います。
でも、それはなんであってもよいのです。大事なのは、生きられる限り生き続けることなのです。

「人生において重要なのは 生きることであって、 生きた結果ではない」

危険度:★★★★★(幸福に生きよ)


まとめ

心が折れそうになるのはしょうがないことです。
一度も心が折れかけたことがない人なんて、きっとこの世にいないでしょう。

大事なのは、そこからどうするかなのです。
心が折れたと言うことがあっても、本当に折れているわけではないでしょう。折れていたら、きっと何もできません。
折れそうになっているから、弱音を吐けるし、つらさを感じられるのです。

「Flowers Never Bend with the Rainfall」という素敵な歌があります。
強い雨に降られても決して折れない花のように、強く強く生きていきたいものですね。

秋の夜長のAmakuchiでした。